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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】一人で留守番

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私の祖父は保護司をしていたんだ。

その為、祖父のお世話になった人達が保護者などを伴って、
時々挨拶に訪れる事もあった。

私が中学生の時、祖父が亡くなった。

祖父が亡くなってからしばらくしたある日、
私が家で一人で留守番をしていた時、
高校生くらいの男の子が二人、家にやって来た。

一人は髪を染めて
ちょっとヤンチャしてます~という感じの少年で、
もう一人は少し大人しそうな雰囲気の少年。

「自分たちは以前、
○○さん(祖父の名前)の世話になった事がある者です。
○○さんのお仏壇にお線香を捧げたいのですが」

私はわざわざ祖父を訪ねてきてくれる人がいた事に感激し、
深く考える事もなく、その二人を家に上げてしまった。

しかし、
少年達の態度はどこか変だった。

少年Aが、
私の顔や体を食い入る様に見つめてくる。

少年Bの方は、
家の中の様子を伺うようにキョロキョロしている。

仏間に案内し、
蝋燭や線香の準備をしながら、
私は何か妙な違和感を感じ始めていた。

焼香を済ませると、
二人はやたら馴れ馴れしく私に話しかけてきた。

「きみカワイイね~何歳?
××中学に通ってるの?
高校はドコに行くの?
彼氏は?彼氏いるの?
デートしてみたいとか思った事ある?」

やつぎばやな質問に私が困惑していると、
髪を染めた方の少年が発言した。

「ところで今日って、ひとりで留守番なの?」

蛇のようなねっとりした目で私を見つめる少年A。

その発言を聞いて、
明らかにギョッとしているもう一人の少年B。

なんか、変。

何なのこの人達。

なんかヤバイ、なんかオカシイ。

その時になって、
私の違和感はようやくハッキリした形を取り始めた。

「ね・・・ひとり?
今日はもしかして他に誰もいないの?」

「・・・・・・おい、止めろよ。止めとけって」

「何だよ、いいじゃん。
この子、けっこう俺の好みなんだよね」

徐々に近くに寄ってくるA。

表情を引きつらせながら、
それを押し止めようとするB。

「止めろ、何考えてんだよ!!ヤバイって!!」

と、その時。

ぴんぽーん

玄関のチャイムが鳴った。

「すみませーん集金で~す」

「はーい、今出ます!」

慌てて玄関先に飛び出す私。

ほっと肩を落とす少年B。

後で、少年Aが

「ちっ」

と小さく舌打ちするのが聞こえた。

「もう帰ろ!」

不貞腐れた様子のAは、
Bに促されて帰路についた。

帰り際、少年Bは申し訳なさそうに、

「・・・ごめんね」

と、小さな声で謝ってくれた。

・・・と、これが私の怖かった体験です。

レイプとか強盗とか、
TV画面の向こうにある世界だと思っていた当時の私にとって、
かなり衝撃的な事件でした。

皆さんも、
子供を一人で留守番させる時は十分に気をつけてください。


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