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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】根絶やしの歌

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本当の話です。

というより、現在進行中なんですが…。

私は今まで幽霊どころか、
不思議なことすら体験したことがない人間なんですが、
最近どうもおかしなことが続いているのでカキコします。

事の発端は、
夫が風邪をひいて寝込んだことから始まりました。

7月の終わりの土曜日、
2人で出かけていたのですが、
夜、帰ってくるなり

「頭が痛い、寒い」

というので、
早く寝かせました。

最初熱をはかったときは微熱だったのが、
3時間ほど経つと39度以上に上がってしまいました。

薬を飲ませたいのですが、
夫は市販の風邪薬がダメなので、
保健所に電話したり病院に電話したりして、
新型インフルではないと確認した後、
夜中に病院に連れて行きました。

幸い普通の風邪という診断だったので、
薬をもらって帰ってきて、
夫も薬が効いたのかぐっすり眠ったようでした。

そのとき既に朝方だったのですが、
さすがに一緒のベッドでは眠れず、
ただちょっとホッとして、
リビングのソファで少しうたたねしてしまいました。

何だか夫の呼ぶ声が聞こえた気がして、
ハッと目が覚めました。

声は確かに寝室から聞こえていたので、
急いで行ってみると、
夫が大きな声で歌っていました。

まだ熱は下がりきってないはずで、
よく眠っている感じなのですが、
何だか一生懸命歌っているのです。

その様子は何と言うか…

とにかく異様な感じで、
私はぎょっとしてその場に立ち竦んでしまいました。

夫は普段からものすごい音痴なので、
どんな音程で歌っているのかは分からないのですが、

「すみのあに…とうとうと…おかありを…すえらかす…」

と歌っているのは分かりました。

上記の他にも何か言っていましたが、
何だかいきなり全身がぞっとするような感覚に包まれて、

「熱で頭がおかしくなった?!」

とか思いながら、
思わず、まだ氷がたくさん残っている水枕を、
夫の頭の下から取り出すと、
ふっと歌うのを止めて、
すうすう寝息を立て始めました。

それから、
意味もなく水枕の水を替えたり、
タオルで夫の顔を拭いたりしていたのですが、
特に変わった様子もなかったので、
ソファに戻って寝ました。

その日(日曜日)のうちに大分熱は下がりました。

少し気分が良くなったらしい夫に、

「なんか寝込んでるとき、歌うたってたよ。
夜中に大声で。すごい怖かったよ」

「え、マジで?
全っ然覚えてないわ。何の歌?」

「何か知らない、変な歌。
熱で頭おかしくなったかと思ったよ。
びっくりしたわ」

「変な歌ってなに?
多分頭は大丈夫だと思う」

などとやりとりして、
その日は夫が寝ているときに歌うこともなかったので、
あのときの恐怖も薄れ、普通に過ごしました。

月曜日、夫は仕事を休みました。

火曜日の朝、すっかり元気になった夫は、
朝にベランダでタバコを吸っていました。
(家の中は禁煙です)

私は台所で食事の支度をしていたのですが、
窓を開けていたので、
ベランダから夫の独り言が聞こえました。

「…・これが…○○(よく聞こえなかった)…ねだやしだな…」

また私はぎょっとしました。

「ねだやし」って、
「根絶やし?」。

とっさに、
脳内変換してしまいました。

ベランダから出てきた夫に、

「根絶やしって今、
独り言言ってたよね?何なの?」

と聞くと、
夫は心底びっくりした顔をして、

「はい?根絶やしって?」

と逆に聞き返されました。

「だって、今『根絶やしだな』って言ってたじゃん。
そんな怖い言葉使わないでよ…」

「いや、そんなこと言ってないよ。
聞き間違えじゃない?
独り言言った?俺…」

とキョトンとしているので、
それ以上追求できず、
朝食を取った後、それぞれ仕事に行きました。

それからは、
特に変わったこともなかったのですが、
8月に入って、
夫の友達Aさん(♂)が泊まりで遊びに来ました。

Aさんは私と夫の共通の知り合いで、
結婚後も何度も遊びに来てくれている人です。

でその日、
Aさんがウチのお風呂に入っているとき、
ドアが閉まっている脱衣所の前を通りかかったのですが、
そこでまた、心臓が止まるかと思うほどぎょっとしました。

Aさんがお風呂で歌を歌っていました。

「とうとうと…おかざりを…すべらかす…たまずさが…とけぬうち…すみのはに…」

何?何かの地域のわらべ歌?と、
混乱する頭で考えました。

でも、夫とAさんの実家は県が離れているので、
地域つながりではないはず。

何か、お葬式でお坊さんが歌うような調子で読むお経のような、
そんな感じの歌で、
この間夫が歌っていた歌と同じだ!と確信しました。

発音の違いはあれど、
きっと同じ歌だと思いました。

またぞっとするような感覚に包まれ、
ひざが震えました。

リビングでテレビを見ていた夫に、

「ねえ!Aさんがこの間○○(夫)が歌ってたのと、
同じの歌ってる!!」

と言うと、夫は

「何の歌だよ」

と笑いながら、
脱衣所のドアのところまで来ましたが、
ザーッとシャワーの音が響くだけで、
もうAさんは歌っていませんでした。

お風呂から出てきたAさんに、

「さっきお風呂で歌ってた歌、
もっかい歌って!」

と言うと、
キョトンとした顔で

「え?俺、なんか歌ってた?」

と言うので、夫が

「なんか、俺が寝込んでたときに歌ってた歌と、
同じ歌なんだって」

と言うと、Aさんは

「何?それ今時の歌?」

と、本当に分からない様子だったので、
私は怖くて震えました。

私の様子に2人はちょっとびっくりしたのか、

「まぁ気にすんなよ。酒飲もう」

と明るく言ってくれ、
とりあえず3人でお酒を飲んで、
その場は何とかやり過ごしました。

それから3日後。

私は仕事帰りによく駅前のスーパーに寄るのですが、
その日も激混みのレジに並んでいました。

私の前には3人ほど並んでいたのですが、
すぐ前にいるおじさんが

「あっ。あれ忘れた」

と言って、私の顔を見て、

「ごめんなさい。
ちょっと、すぐそこにあるヤツ忘れたから、
カゴ置いていくから、ちょっといい?」

と言いました。

要するに、
レジの列から離脱せずに買い忘れたものを取ってきたい、
ということなんだと思いました。

私の後ろにも並んでいたので、
私はなんとも答えようがなく、
苦笑いをしてごまかしたのですが、
おじさんはカゴを置いてその場を離れ、
しばらくして青のり?を持って列に戻ってきました。

私の後ろの人も何も言わなかったので、
そのままにしておきました。

おじさんも私もレジを終え、
私がバッグに買ったものを詰め込んでいると、
右肩をポンと叩かれました。

振り向くとさっきのおじさんでした。

「さっきはありがとね」

と言うので、とっさのことで

「いえ…」

と言うと、私の耳元で

「すぐには来ないよ。
たまずさがとけぬうちは、
ねだやしにならないからね」

と言って、
また肩をポンと叩かれました。

私はもう、
冷や水を浴びせられたようになって、
固まってしまいました。

私が何も言えないでいると、
おじさんはさっさと荷物を持って、
スーパーの入口に向かって歩きはじめましたが、
スーパーの入口を出たとき、
入口のガラス越しにいきなりパッと消えました。

えっ?!と思い、
自分の荷物をほったらかして小走りで入口に行きましたが、
もうおじさんはいませんでした。

私は目が悪いのですが、
コンタクトをしているので
すごく見づらいということはありません。

明らかにおじさんは消えたと思いました。

でも、あんなにはっきり幽霊って見えるの?

スーパーで買い物するの?

百歩譲って、
もし消えてなかったとしても、
あのおじさんの言葉は何なの?!怖いよ!!

叫び出したくなるのを押さえて、
家に帰りました。

帰ってから、
『たまずさ』など歌のキーワードをググったりしてひたすら調べて、
単語の意味としては分かりましたが、(たまずさ=手紙)
何のことを言っているのか意味がつながらず、
怖くなってやめました。

その週は夫の帰りが遅く、
また疲れていた様子だったので何も話さず、
その週末からお盆休みに入ったので、
2人で夫の実家にお墓参りをしに行きました。

お墓参りをしたその夜、
そのまま泊まったのですが、
何か気配がして起きたら、
夫が布団の上に正座していました。

時間を見たら朝の4時。

「どうしたの!」

と言ったら、

「なぁ…○○(私)。
なんか前、俺が『根絶やし』って言った、って言ってたよな…」

「何なの?!…言ったけど…どうしたの?」

「見た。さっき。
なんか十二単みたいな、
何枚も重ねてる真っ白の着物着て、
髪が長いんだけど、もうぐちゃぐちゃの髪で、
真っ青でやせ細った女の人。
着物と髪の毛、長いから引きずってる感じの…」

「夢で?」

「いや…夢かもしれないけど、
『根絶やし』って言われた気がした。
わかんないけど」

「………(気絶しそう)」

「俺、実はその人見るの、2回目なんだよ。
小学生のとき1回見たけど、
そのときは廊下を渡っていっただけだった」

夫の実家は400年以上続いている家で、
建物自体は建て替えているのでそんなに古くないのですが、
現在家が建っている土地含め近隣に所有している土地は、
かなり古くからある土地だと聞いています。

夫はその家の長男で、
他に男兄弟はいません。

『根絶やし』とはこのこと?

つまり、
夫が死ぬとか、子供ができないとか、
そういうことなの?

私はもう、
めまぐるしく頭の中で考えていました。

夫は怖い話が大嫌いなので、
こういう話は初めてしたのですが、
歌といい、夫の独り言といい、
スーパーのおじさんといい、
もう本当に恐怖でいっぱいになって、
夫の手を握り締めました。

それからしばらく何もなかったのですが、
昨日(正確には今朝)の夜中、
また夫が突然寝ながら大きな声で歌い出しました。

「すみのはに…とうとうと…おかざりを…」

もう飛び起きて、
夫を揺さぶって起こしました。

夫は寝ぼけて「へ?」って感じでしたが、
歌を歌っていたことを伝えると、

「いやー…俺、死ぬのかなあ」

とか言うので、
泣いてしまいました。

今日私は、
会社をズル休みしてしまいました。

掃除も洗濯もやる気が起きず、
こうやってここに書き込んでいます。

もうお寺でも神社でも、
何でもいいのでお払いしてもらおうと思っています。

ここにいらっしゃる方で、
歌詞の意味など、
何かお分かりになる方いらっしゃいますか?


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