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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】現実の彼

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高校生の時、
同じクラスの変な男子(クラスに必ず一人は居る感じの)に付
きまとわれたことがある。

クラスのほぼ全員が一度は彼をいじめてたんだが、
私はそうしなかった。

何となく乗り気じゃなかったから。

で、ある日から
彼が急に擦り寄ってくるようになったというか…

「○○ちゃんだけが俺の味方なんだよね」

「○○ちゃん、俺のこと好きなんでしょ?」

とか言って、
何かと近づいてくるようになった。

いじめには加担してなくても、
逆に優しくもしてなくて、
何で彼がそんな風に言うのかわからなくて怖かった。

そもそも可愛くないし。

それから暫く経った日の朝、
通学路で彼と出くわした。

既に住所は割れてたわけで、
その前も度々待ち伏せみたいなことがあったから、
またか、くらいにしか思わなかった。

でも彼は、いつもみたいに

「○○、迎えに来たよ」

ってニヤニヤ笑ってなくて、

いきなり

「好きだ」

と言いやがった。

「嫌だ無理」

って反射的に返してて、
逃げようと思ったところで目が覚めた。

自分の部屋のベッドの上に居て、
ちゃんとパジャマ着てた。

夢で良かったーと思いつつ、
準備やらを済ませて登校。

夢と同じ位置に彼が居た。

クソ真面目な顔してこっちに来る。

正夢だったみたいで、
彼に

「好きです」

と言われた。

「今日友達と待ち合わせしてるから、
急ぐんだ。ごめん」

って言ってまた逃走。

目が覚めた。

また夢だった。

気持ち悪いなぁと思ったけど、
それだけで欠席するのもアホくさくて家を出た。

でも案の定居た。

「好きだ」

「ごめん」

逃げる、目が覚める。

10回くらい同じ繰り返しがあったよ。

次に起きた時、
どうしていいか分からなくて泣いてしまった。

確かに怖かったけど、
同時にかなりイラついてて、
どうせこれも夢だろうから…ってことで、
パジャマで外に特攻。

んで、其処に居る彼の胸ぐら掴んで泣き喚いた。

「ふざけんな」

とか

「何なんだよ」

とか

「いい加減にしろ、覚まさせろ」

とか、
寝癖ついた髪で鼻水たらしてパジャマ姿で。

思いつく限りの文句を言ってたんだけど、
それも尽きてまた静かになった。

彼はぽかんとした顔で私を見てて、
でも暫くすると

「ごめんなさい」

って頭下げてきた。

「これまで俺をフってたの、
愛情の裏返しじゃなかったんだね。
ごめんね、○○ちゃん。
もう大丈夫だからね」

みたいな事を俯いたまま喋ってた。

もう覚めなかった。

格好が恥ずかしくて、
死ぬ気で家に走った。

夢で言われただけなのに、
現実の方の彼に文句言って悪かったなーって
後悔してたんだよ。

今までずっと。

最近、あの時の彼の台詞が
変だってことに気付いた。

それまで一度も彼から告白されたことなかったから。

それに、あの時は

「好き」

と言われる前に掴みかかってた。

誰に言っても

「どうせそれも夢だろ」

「夢オチ」

と言われるが、
ほんとに怖かった。


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