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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】事故後の出来事

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会社の部下の話なので書くのをためらいましたが、
あまりにも不可解なことなので、ここに書くことにします。

自分は工場で働いてるのですが、
先日その工場で大きな事故があり、
部下が巻き込まれました。

詳しくは書けませんが、
右腕の肩から先が切断され、
右足も繋がってはいるものの回復は不可能と言うことで、
切断を余儀なくされるほどの大きな事故でした。

彼は意識不明で、
救急車で病院に運び込まれたときはかなりヤバイ状態ということで、
処置のおかげで一命は取りとめたものの、依然意識は戻りませんでした。

自分は責任者なので、
その日は彼に付き添って、
病院で夜を明かすことになりました。

まだ面会謝絶ということで、
部屋の外で待機し、
上層部との連絡に追われていた自分も、
相当の疲労からか、
いつしか部屋の外のベンチで寝てしまいました。

夜中に人の声がして目が覚めました。

時計は3時を指してたことを覚えています。

その声は昏睡状態の部下がいる部屋から聞こえる気がしたので、
ドア越しに覗いてみると、
なんと、彼が起き上がってベッドに腰掛けてるのです。

そこで、
すぐに部屋に入って言葉をかけようと思ったのですが、
なんか様子が変なのです。

彼がベッドに腰掛けたまま、
誰もいない空間に向かってしきりに何か話してるんです。

携帯電話かと思いましたが、
そんなものは持ってませんでしたし、
あるはずもありませんでした。

内容が聞き取りにくかったので、
そっとドアを開けて聞くと、
いよいよその異常な状況がはっきりとしてきました。

「はい…ええ、そうです」

「ここから先を引き裂けばいいわけですか…ええ」

「はい、だいぶ生えてきました。腕の上がまだ」

「足も2ヶ月で生えてくるんですか、ありがとうございます」

このようなことを彼は、身動きひとつせず、
部屋の上の方を見ながらずっと喋り続けていたのです。

普通なら意識が戻ったと喜ぶところなのですが、
そのあまりの異常な状況に、
逆に身動き1つ出来なくなってしまいました。

そして次の瞬間、

「はい…ええ、ちょっと待ってください。
今誰か見てる奴がいますが」

と彼は言ったのです。

背筋が凍りました。

まさか自分のことを言ってるのか。

普段なら私のことを
『奴』だなんて絶対に言うはずがありません。

しかも、それを言う間も彼は全く動かないのです。

私は恐る恐る彼の名前を呼んでみました。

すると、
突然彼が喋るのをやめ、
沈黙が流れたかと思うと、
いきなり「おい!」と、
そのままの向きで言ったのです。

自分はその場から逃げていました。

怖くて気がどうにかなりそうでしたが、
とりあえず宿直の看護婦のところへ行き、
今までのことを全部話しました。

しかし当然請け合ってもらえず、
とにかく意識が戻ったのなら病室に行こう、
ということになりました。

病室に戻ると、
彼はベッドの中で寝込んでいました。

看護婦が一通りチェックくしたあと、
私に一言。

「意識、戻ってませんよ」

「そんなばかな、さっきまで起きて喋っていたんだ」

と言っても全く信じてもらえません。

現在、彼は意識も戻り、退院してます。

しかし、あの夜に喋っていたことは覚えていないということです。


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