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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】正当防衛

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先日、親戚の葬式があった。

そこで、検事をやってる叔父と久しぶりに会った。

通夜の席で叔父と2人で酒を飲んでいると、
自然と話題は叔父が関わった事件の話になる。

叔父がしたのはこんな話。

広島のある個人経営の商店の店主が、
夜半にふと目を醒ますと物音がする。

廊下に出てみると、
全身黒づくめで小面の能面をかぶった『何か』にでくわす。

驚いた店主は、
廊下に立ててあったゴルフクラブを手に取り、
その能面をめった打ちにし、
その『何か』を階段から突き落とした。

その『何か』の正体は能面をかぶった空き巣で、
殴打による頭蓋骨陥没骨折、
そして階段から転げ落ちたときに頚椎を折って死亡した。

店主は不法侵入に対する正当防衛が認められ無罪。

店主いわく、

「悪霊かと思った」

僕はその話を聞いて、
ふうっとため息をついた。

「丸腰の相手を凶器を持って一方的に殺害しても、
正当防衛で通るものなの?」

「場合によるが、通る」

叔父がうなずく。

で、
このあとの叔父の言葉に、
俺は少し震えた。

「そもそも、
不法侵入に対する正当防衛は、
法的に幽霊や化物の存在を、
暗黙のうちに前提にしている」


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