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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】真っ赤に染まる部屋

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秋の夕日が差し込むと、
真っ赤に染まる部屋があった。

取り壊し寸前のサークル棟。

旧学生寮の一室。

元は管理人室だったか、
畳敷きの部屋。

ここに寝泊まりした者は『見る』。

そんな噂があった。

ある人は毬つきをする子供を、
またある人は日傘をさした女性が部屋にいたという。

寝ていて
ふと、夜中に目を覚ますと、
気配がする。

よく見ると
闇の中に人影が立っている。

毬つきの子供を見たという噂が立った時は
『日本のふるさと』のポスターが、
日傘の女性のときは
『夏の風景』のカレンダーが部屋の壁に掛けられていたという。

『日本のふるさと』ポスターには毬つきをする子供のイラストが、
『夏の風景』カレンダーには日傘の女性のイラストが描かれていた。

その部屋にある絵に描かれた人物が出てくる。

そんな噂が語られた。

それを聞いた友人は、
人物の入ったタペストリーやポスターを持ちこみ、
壁に掛けて泊まった。

だが何も起きなかった。

そこに描かれた人は出現しなかったのだ。

「残念だ」
「非常に残念だ」
「できることなら、もう一度泊まりたい」

あんながっかりした表情は
なかなか見たことがなかった。

建物はその年内に取り壊され、
現存しない。

因みに、
その友人が持ち込んだタペストリーとポスターに描かれていたのは、

『三千院ナギ』
『逢坂大河』
『ルイズ・(略)ヴァリエール』

だった。


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