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なかなか眠れず、
あっちに寝返りこっちに寝返り繰り返しながらうとうとしていると、
何者かが布団を強く引っ張ってきた。
是が非でも眠りたいので、
こちらもかけ布団に包まり抵抗を続けるが、
健闘虚しく更に強く引っ張られ部屋のドアに叩きつけられる俺。
しょうがないので恐る恐る起きて、
犯人を確かめるべく部屋の中央を見ると…
…ひたすら踊っている青年がそこに居た。
何を踊っているのか見ていると、
ひたすらハイなテンションで
「マッチ。近藤真彦」
だと教えてくれる彼。
俺世代違うからよく分からんけど、
なんだか楽しそうなのでこっちもハイになって、
親指立ててGJサイン。
なんでも、生前大好きだったそうで、
このGJサインで気が合ったのか、
他にも大好きだったものを聞いたりして語り合った。
気づくといつもの寝室で、
この様な楽しい幽霊ならまた話したいと思った良い体験だった。
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