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高校生の頃の話。
センター試験まで一か月切った時、
生徒指導の先生が事故で亡くなった。
凄く厳しいのに何故か生徒に人気のある人で、
私もかなりお世話になったし大好きな先生だった。
お葬式では男子も女子も号泣していた。
そしてセンター試験前夜、
その先生が夢に出た。
「おい○○(私)、
お前またスカート短うして!
そんなんじゃ大学受かっても男遊びに走って勉強せんくなるぞ!
しかし、髪を黒に直したのは評価してやる。
肩にかかる前に結べよ!
第一ボタンも閉める!
キッチリした格好でセンター試験受けて来い!」
先生はそう言った。
はっきり覚えてる。
センター試験終わってから友達に話すと、
「私も先生の夢見た」
「俺も!」
と各々話出し、
学年全員の所に先生が来た事が判明。
身なりを普段からきちんとしていた子には激励のみだったが、
服装乱し気味だった子は
みんな『髪が茶色い』だの『化粧するな』だの『ピアスの穴塞げ』だの、
とりあえず怒られてからの激励だった。
「死んでも生徒指導て……」
「真面目にせんと呪われて大学落ちるんじゃないか(笑)」
と、みんなで笑った思い出。
怒られなかった子達は何故か
「なんかいいな~。私も怒られたかった」
と悔しがりつつ笑っていた。
前期落ちたけど、
後期で無事に第一志望に受かり、
男遊びもしてませんよ、先生(笑)
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