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霊じゃないんだけど…
一人で家にいる時に風呂入ってたら、
トイレのドアがバタンって音して、
誰かがトットットと出て行った。
ああ、家族の誰か帰ってきたのかと、
風呂から上がって部屋を見ても誰もいない。
気持ち悪いので、
家族の携帯に電話して、
「さっき帰ってきたか」
と聞いても、
『いや、まだ○○にいるから』
との返答。
うわー泥棒かなー、
でも、どうやって入ったのかなーと思いつつ、
ベランダのスコップを持って家中を点検してみたが、
やはり誰もいない。
なんだ、オレがボケてただけか…と思いつつ、
最後にトイレを確認したら、
閉めてたはずの換気用の窓が開いてて(外からはもちろん開けられない)、
小さな動物サイズの手形みたいなのが一つ。
げっ、なんか小動物が入ってきてんのかよと、
あらためて家中を探したが何も見つからず。
そのうち疲れてきて、
なんかもうどうでもよくなってきたが、
仕事で世話になってる害獣・虫駆除の業者さんに聞いてみようと思い、
手形を撮影。
後日、その写真を見せてみたら、
「タヌキちゃいますかね?」
とのこと。
しかし、
ウチはマンションの四階なので、
それもちょっとなあと。
んじゃ、それは化かされた的なことなのかと、
ちょっと面白くなってきたので、
幼稚園の頃から付き合いのある神社へ写真を持って行って見てもらったら、
「タヌキやねwwwおちょくられとんなwwwww」
「最近どっかでタヌキと目ぇおうたやろ?それやわ」
「コイツちょっと気ィ弱そうやし、
やったれみたいなヤツやったんやな」
「家の窓の側で、イヤやろうけど線香炊いたれ。煙嫌いやから」
んなアホな…と思いつつも、
言われたとおり線香を炊いた。
それ以来、
一度も同じようなことは起こっていない。
が、いまだに信じられない。
たしかにタヌキと遭遇はしたけど、
なあ、そんな、昔話みたいな…
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