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0感で今まで霊体験なんてしたことがなかった自分。
先日夜中、物音がした気がして目が覚めた。
リビングにでてみても変わった様子はない。
一人暮らしだから家族とかではない。
気のせいかと思って電気を消し、部屋に戻ると、
布団の脇におばあさんが立っていた。
よく見れば、
十年以上前に亡くなった母方の祖母だった。
母が体の弱い妹を産んだときに、
数年私を預かり育ててくれ、
私もとても懐いていた。
怖さより懐かしさが勝って涙が出そうになったところで、
祖母が(゚Д゚)て顔で私を見ていることに気づいた。
なんぞと思ったが、
祖母の足元にあるものを見て納得するとともに絶望した。
片付けようと思って重ねておいた、
男性向け女性向け入り混じった大量のエロ同人誌。
最初の物音はそれが崩れた音だったらしい。
二人して凍り付いていたが、
祖母はふと視線をそらしてそのまま消えてしまった。
自分は奇声を上げながら布団の上で転げ回った。
正直あの時ほど死にたいと思ったことはない。
ばーちゃん、こんなのに育ってマジごめん。
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