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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】黒いアイツ

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結構前、
家に黒い人の形のようなやつが、
どっかで拾ってきてしまったのか住み着いてしまった。

積み上げたものは倒すわ、
ハンガーにかけてる洋服を落とすわ、
勝手にトイレの扉あけたりと、
イタズラばっかりしてくるやつだ。

まあ大した害も無いし
大丈夫だろうと思っていたのだけども、
一度包丁を動かされて手を切ってしまったときがあった。

それまでは、
しょうもないことばかりするやつだと思っていたのが、
少しだけ恐怖の対象になってしまった。

もしかしたらコイツは、
俺に油断させておいて殺す気なんじゃないか、
と警戒するようになった。

俺はある日、
体調を崩して寝込んでしまった。

あまりのしんどさに熱を測ると40度近くあって、
メールで誰か友達を呼び出そうにも、
携帯はベッドより遠い場所にあって、
もう起き上がる気力も無くて。

ふと足元に黒いアイツがいて。

やっぱり殺す気だったのか。

俺はコイツにとり憑かれて死ぬのか、
ってぼんやり考えてた。

でも、そんな考えはすぐにどっかに行った。

明らか黒いアイツは
部屋をウロウロしていて焦っていて、
俺の様子を必死に伺っているのがなんとなく分かった。

「おまえじゃねえのかよ」

ってかすれた声でつっこんだ。

空元気だったけど。

がこ、って音がした。

何かが落ちた音だったから、
手を伸ばして必死に探った。

携帯だった。

俺はすぐに友達に電話をかける。

助けてくれって言うつもりが声が枯れてでない。

友達は

『イタズラ電話してくんなよ』

って笑ってる。

どうしようってなってたときに、

『うあ゙あ゙あ゙あ゙!!』

って声が俺の部屋全体に響いた。

アイツの声だと思う。

その声にびびった友達が、
家までかけつけてくれて、
俺はなんとか助かった。

相変わらず黒いアイツはいるんだけど、
今でも人がトイレ入ってると扉開けてきます。

いったい何がしたいのかわからん。


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