スポンサーリンク
昔、
若くして亡くなった知人のアダ名が
「鷹」とか「猛禽」だった。
我慢強くて、
末期癌に一言も弱音を吐かない人だった。
その人の葬儀の最中、
ずっと一羽、大鷹が屋根に留まっていた。
出棺後、
スーッと見送る私らの前を大鷹が低空飛行して、
奥にある林へ消えていった。
ホントに鷹になっちゃったのかねぇ、
なんて共通の知人としんみりしていたら、
鷹なんか居た?って言う人と、
見たって人に意見が割れた。
その場は一瞬変な空気に……。
あれはもしや故人の魂の姿だったのか、
はたまた単に見落とした人が居ただけなのか。
ほんのり怖くて、ほんのり温かい不思議体験。
- 関連記事
-
スポンサーリンク
| ホーム |
Page Top↑