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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】先輩の声

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気持ちの整理に書き込ませていただきます。

部活後のバス待ちが暇なので、
部室で怖い話をするのが定番になってました。

怖い話と言っても、
だいたいオチが笑える話だったりしてふざけたものばかり。

残っているのが顧問にバレないように、
いつものように電気を消し
ドアはアンプで塞いでいました。

その日のメンバーは僕と一つ上の先輩2人。

外明るいしムードが出なくて、
そろそろバス停行くかなんて言ってたら
ドアを叩く音が聞こえました。

顧問かと思い3人で息を潜めていたら、
ドア越しに去年卒業したKさんの声で

「なんで閉めてんの?開けてよー」

と聞こえてきました。

いたずら好きな人なので予告なく遊びに来たのかと思い、
アンプをどけようとしたら先輩のひとりに止められました。

Kさんとバンドを組んでいた先輩でした。

「Kさんは今日大学で用事があるって言ってたし、
スタジオ練も断られた。
今ここにいるはずが無い」

そう言われて固まってしまった。

でもドア越し聞こえる声は
確かにKさんの声だったので、
先輩自身も不思議な顔をしていました。

そうこうしてるうちにも
Kさんらしきものはドアを叩きながら、

「えーなんでーひどい!ないわ!ほんとないわ!
ここで泣くよ!?歌うよ!?ジングルベルでいい!!?」

ジングルベルはKさんの持ちネタだし、
言葉遣いも声も全部確かにKさんなのに、
何故か不気味でならなかった。

いっそ豹変して全く違う声で

「アケロオオオオオ」

とか言ってくれた方が気が楽だった。

いつものKさんのままだというのが、
より開けちゃいけないという空気にした。

耐えられなくなった僕達は
Kさんに電話をかけることにしました。

「Kさん今どこですか!?」

『え?なに??大学だよ?』

そう言われた瞬間声も音も止んで、
一気に怖くなって全員で窓から逃げ出しました。

逃げてるうちに電話を切ってしまっていたようで、
心配したKさんが折り返し電話をかけてきました。

『お前らなんなの??
てかさっき後ろですげぇ叫び声してたけどなに??』

Kさんの声に聞こえていたのは
僕達だけだったようです。

これが去年の4月の話。

これよりあとは
僕らにもKさんにも何も起きませんでした。

未だに部室は怖いです。


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