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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】喋れない男の子

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小学校二年の時、
男の子が転校してきた。

名前は『まこっちゃん(仮名)』。

精神に障害がある男の子で満足に喋れなかった。

体は大きくて、
当時はなかなか見なかった赤い髪の毛をしていた。

まこっちゃんは授業中でもなんでも暴れた。

いつも女の子が髪をひっぱられたりして泣かされてた記憶がある。

そしてまこっちゃんの周りには誰も近寄らなくなった。

秋の運動会で
まこっちゃんと二人三脚をやらされることになった。

本当に嫌だったけど一緒に練習した。

まこっちゃんは本当に体が強くて、
俺はいつも引きずられた。

俺はいつもまこっちゃんに怒った。

いたいよバカ!!
とか悪口を言いまくった。

何日かそんな日を過ごすと
不思議とまこっちゃんと意思疎通ができるようになってた。

それから仲良くなったわけじゃないけれど、
まこっちゃんが粗相したりすると
一緒に家に連れて帰ったりした。

まこっちゃんが
『あっちに行きたい』とか、
『あれがしたい、これがしたい』ってのが、
不思議とわかるようになってた。

ある日まこっちゃんを家に送っていくと、
まこっちゃんのお母さんに家の中に招かれた。

おいしいケーキをもらってお茶を飲んだと思う。

まこっちゃんのお母さんが
突然俺にこんなことを言った。

「あなたにはウチのホシの言葉が分かるのね※♪~¥¥」

後半は何を言ってるのかわからなかった。

パピプペポみたいな感じに聞こえたけれど、
今となってはよくわからないし、
それ以来お母さんとは会っていない。

2年の終わりに、
まこっちゃんは転校することになった。

最後の日もまこっちゃんを家に送っていった。

玄関先でキリっとした表情のまこっちゃんが別れ際に、

「ありがとう、またどこかで会えたらいいね」

って言ったと思う。

家に帰って、
あ、まこっちゃん普通に喋れるんじゃんって俺は気づいた。

今思えばなんか怖い。


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