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今から十数年前の事。
土曜日の昼下がり、
電話がかかって来た。
『適当に押していたら繋ったんです』
相手は50代位の男性の声。
イタ電かと思って切ろうとしたら、
時間があったら話だけでも聞いて欲しいという。
暇だったし、
丁寧な感じの相手だったんで聞いてあげた。
仕事の愚痴から始まって、
妻にないがしろにされていること、
子供に馬鹿にされていること、
その他諸々と小一時間語った。
相槌打ったり励ましたりしていたら、
最後に、
『ありがとうございました。
思いとどまる事が出来ました…』
ガチャリ、ツーツーツー…
なんか、後味が…悪い。
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偶然とは言え、あなたは一人の命を救ったんだから。