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大学の頃の話。
友人が自殺したのよ。
マンションからの飛び降りで、
屋上に靴と遺書が残ってたらしい。
遺書の内容は
『将来の不安がどうこう』みたいなよくある話だったそうだが
(俺は読む気にならなかった)、
ただ妙な点が1個だけあって、
靴のサイズが小さかったんだ。
屋上にあった靴のサイズは24.5で、
友人のサイズは26.5。
なんで憶えてたかっていうと、
友人数人と一緒に服とか色々買いに行った際に、
同じ店で同じものの色違い買ったんだよね、
俺とソイツ。
俺よりサイズでけーみたいな話もしてたんで
記憶に残ってた。
あと靴紐だけは別の色の買ってた。
警察も流石に靴が小さ過ぎると思ったのか話を聞かれたんだが、
見せて貰ったのはほぼ間違いなくソイツの靴。
新品ってこともなく、
靴紐の色も同じ。
結局それ以外に不審点は何も出なかったのか、
自殺ってことで決着したらしいんだが、
幾らでも想像できる余地があるんで、
今でもたまに思い出してモヤモヤする。
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