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原稿を朝までやってて、
早朝に仕事から帰ってくるダンナとジョギングしてた頃の話。
冬だったから外は真っ暗で、
寝てない頭で走ってたから、
ときどきヘンな人?霊?とか見かけてたんだけど、
一番怖かったのが、
3メートルくらいはある透明なものが
のっしのっし歩いてるのを見たとき。
明らかに人間じゃないスケールのモノが
50メートル先くらいを歩いてて、
いっぺんに目がさめた。
例えるなら、
もののけ姫に出てきたダイダラボッチみたいな感じだった。
走って追いかけたんだけど、
通りを曲がったとたんに消えてしまった。
一緒に走ってたダンナは
気づいてないっぽかったから黙ってたんだけど、
「今の見た?」
て聞いたら、そのときは
「何のこと?」
て言った。
半年ほどたってその話をしたら、
「実はあのとき自分もそれを見た。
怖くて言い出せんかった」
とのたまった。
ダンナの目にはダイダラボッチじゃなくて、
白く光るやたらでかい男に見えてたらしい。
どっちにしても得体のしれないものがウヨウヨしてるんで、
日の昇らない早朝のジョギングはそれからやめた。
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