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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】元オタ友の遺品整理

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少し前の話なんだけど、
元オタ友Aが亡くなった。

まだ若かったんだけど突然難病に罹り、
短い闘病生活を送った後、
苦しみぬいて亡くなった。

友人達と葬儀に出席した後、
Aの母親から連絡があった。

もし良かったら、
Aの遺品の整理を手伝ってもらえないか。

特にAの残した漫画やゲーム、ゲーム機やCD、DVDなどを整理したいけど、
数が多いし自分には何がどういうものかよく分からない。

ゴミに出すのも辛いし、
欲しいものがあったら形見としてもらってくれたら嬉しいと。

そこで彼女と仲の良かったオタ仲間達と家へお邪魔した。

母親の言うとおり部屋は同人誌やDVDで溢れていた。

取り合えずざっと調べて、
オクなどで高額の付きそうなものを調べ、
リスト作ってご両親に渡してあげようという事になった。

それで整理してたらとんでも無い事が分かった。

Aの持ってた漫画や同人誌、
ゲームにグッズにDVDの一部が私達の物だった。

更に探すと昔私達が失くしたり、
盗られたりしたと思っていたものが出てきた。

携帯ストラップやアクセサリーのような細かいものから、
ストールや帽子、スニーカーまで出てきた。

一番驚いたのは、
ある友人が紛失した婚約指輪まで出てきた。

この指輪がなくなったせいで、
その友人はあやうく婚約破棄されかけた。

その時泣く友人を一番そばに居て
慰めていたのがAだった。

私達が物を失くしたり盗られたりしたと思っていたときも、

「可哀想に、酷い事する人が居るね」

「でも○○も気をつけなきゃだめだよ」

と言って注意してくれたのもAだった。

Aが倒れてから誰も物を失くさなくなったのは、
Aに心配掛けないように
自分達が注意するようになったのかと思ってた。

ショックだったし腹も立ったけど、
その場はひとまず押さえて、
Aの親にある程度和らげた形でその事を伝えた。

Aの両親は最初はこちらが嘘をついているのかと怒ったけど、
こちらが証拠になりそうなものを見せると、
何とか信じてくれた。

その後ご両親と話し合い、
もっと盗品があるかもとAの部屋を探させてもらうと、
数冊のノートが見つかった。

中身はデ○ノートと日記を合わせたような感じで、
Aがムカついた事とその相手の名前や特徴(私達も含まれていた)、
望む死に方の他に、
私達から物を盗んだ感想が書き連ねてあった。

中身は酷いもので、
私達はこれでもかと言うくらい罵倒されていた。

思い出すのも不快だけど簡単に書くと、

『全員バカでブサイクで底辺でうんざりする。
自分の友達にふさわしくない』

『物を盗んでもバカだから自分を疑わない』

『そんなバカたちに優しい言葉を掛けてやると、
たちまち尻尾振って自分を崇めるから楽しい』

婚約指輪を盗んだ事については、

『ブスの癖に婚約なんて生意気だ。
指輪を失くしたら揉めるだろう、
そのまま振られてしね』

目を通し終わった後、
自分達もご両親も泣いていた。

人間ってここまで嘘付いて生きていけるのかと、
ある意味感心もした。

それから各自自分の物を持ってお暇した。

ご両親は謝ってくれたけど、
もう話したくなかった。

帰ってから指輪を取られた友人に連絡し、
数日後無事渡すことが出来た。

あれからショックが大きすぎて何もする気が起きなかったけど、
最近になってやっと気力が出てきて、
新しいことに挑戦することにした。

そこで厄落としに書いてみた。


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