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数年前の出来事。
少々フェイクあり。
自分=オンオフ同人者。既婚。子無し・兼業。
当時、仕事が忙しく、
深夜残業・休日出勤がデフォの状態になり、
サイトもたまに日記のみ更新するだけの状態が続いた。
当然アクセス数激減、自サイトは閑古鳥常駐。
そんなある日、アクセス解析ログから、
決まったIPからのアクセスが日に何度かあることがわかった。
こんな更新のないサイトに何故?と思ったが、
とりあえず放置した。
その後しばらくして、
頻繁に金縛りに遭うようになった。
心霊がらみの経験はこれまでも何度かあったが、
そういうときに感じる特有の『寒気』のようなものが無かった。
肉体疲労時にも金縛りは起きるということは知識として知っていたし、
仕事が忙しく疲れが溜まっているのも事実だったので、
疲れているからかなと思った。
同じ時期、深夜に帰宅しようとすると、
自宅近くまで帰ってきたときに、
うしろから見えない手で足首掴まれたり、
羽交い絞めにされたりするような感触と、
私を帰宅させたくない意思のようなものを、
ほぼ毎晩味わうようになった。
何か変だと思いながら、
原因を考えるのが億劫だったので、これも放置した。
もうしばらくすると、
どうも家の中に誰かいる感じがするようになった。
金縛り中に首を絞められる感覚を味わうようになったのと、
明け方ふと目が覚めると、
隣のベッドに寝てる亭主の足元に人がいると感じるようになったのも、
同じ時期だった。
なんとなく、
帰宅妨害する人=家の中に居る人=首を絞める人=足元の人だと感じた。
その人は、見えないのに
『空気』が人の形をしているような感じで、
顔立ちはわからなかったが、
貞子みたいな伸ばし髪の女だとなんとなく感じた。
幽霊か?と思ったが、
死んだ人が家にいるとき特有のぞくっとする感覚が無くて、
何だろうと思いながら、
対処の方法がなかったので、やっぱり放置した。
夏コミまであと数日、という頃。
亭主に
「急ぎの仕事が入ったから、コミケ当日も会社を休めない」
と言われた。
いつも売り子手伝ってくれる亭主がいないのは痛いが、
仕事ではしょうがないので、
一人でサークル参加することにし、
「わかった」と答えた。
その話のすぐ後、亭主からメールが来た。
なんで家にいるのにメール?と思って読んで唖然。
要約すると、
『女房騙くらかせた。
一人っこサークル状態でスペースから出れないから大丈夫、
一緒に回ろうね♪』
な内容の、
絵文字満載ラブラブメールだった。
ありえねえメール誤送信で浮気発覚。
お盆にろくに墓参りしない子孫になんというご先祖様のご加護。
その後、亭主の浮気相手地雷化→本来の意味での修羅場→破局。
破局と同時に、
金縛り他いろいろ起こっていたことがぱったり止んだ。
浮気相手は貞子ヘアーだった。
騒動の最中、
生霊っぽい何かより怖かったもの。
・浮気相手に女房の同人サイトURLを洩らす亭主の阿呆ぶり。
・既婚彼の妻のサイト日記を監視する女の不気味さ。
・休日浮気相手に家に入り浸られていたのに気づかなかった自分の鈍感さ。
・絵文字満載メールでキャッキャウフフする中年男女。
・「『浮気男』というキャラを演じてるRPGのつもりだった」という亭主の理解不能な言い訳。
・血走った目+振り回す包丁+わけのわからないこと、という通り魔ニュース三点セット装備貞子ヘアー女。
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