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随分前のことになるけれど、
いきなり知らない女の人からの電話が家電にかかってきた。
私の本名を名指しにして取り次げと言い、
本人だと私が名乗ると、
『○○(PN)というのはあなたですね?
男同士のイヤラしい本出してるんでしょう!?』
二次本のタイトルまで羅列された。
死ぬかと思った。
あげくに
『息子を返してください!』
意味わかりません。
よく聞くと、
なんでも家出した息子さん(高校生)が、
私の数字本を机の引き出しに大量に隠していて、
母親はその本を見てなぜか
『息子はこの人にそそのかされて家出した』
と解釈したらしい……。
本には住所も電話番号も当たり前だが記していない。
なぜ彼女が私の家に電話できたのかがそもそも分からない。
それをきくと、
『探偵に依頼して調べた』
とのこと。
え、て事はもしかして、
私はイベントから後をつけられてたんですか…!?
いかに息子さんが賢いいい子であったか、
(確かにいい高校だった)
自分がいかに息子を大切に育ててきたか、
そして、彼が自宅の金を持ち出して、
(母親の脳内では私に貢いだことになっていた)
それを家族がとても困ってるかということを滔々と語られた。
知らねえええ!
さっぱり噛み合わない押し問答の末、
『じゃあこれからもあなたをつけさせます!いいですね!』
「好きにして下さい!痛くも痒くもありませんから!」
で、こっちも電話を叩き切ってしまった。
本当に思い当たる事はまったくなかった。
その後、家出少年と母親がどうなったのかは知らない。
しかし、しばらくは身辺がちょっと恐かった。
ウチが父子家庭な事まで知ってたので。
親父が電話取らなくてよかった……orz
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