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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】先輩の教え

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若い頃クライミングをしていた時に、
俺の先輩が最初に教えてくれた言葉が、

「ペアで登攀中に片方が転落した時は、
上の者はできる限りの努力をしろ!
ぶら下がっている者は、
上の者を助けるつもりで自分のザイルを切れ!」

と教えられた。

そして、その先輩は2年後、
俺とのクライミングで自分のザイルを切った・・・

数年後、
俺と後輩が岩壁に登っている最中に俺が転落・・・

後輩はまだまだ臨機応変にできるほど経験を積んでいなかったので、
俺が

「最期は笑って逝ったと嫁と子供に伝えてくれ」

と言ってナイフに手をかけた瞬間、
見覚えのある手が私のナイフを押さえた・・・

そう、数年前に自分でザイルを切った先輩の手だった。

何故かそう感じた。

そして次の瞬間、
後輩がまだ教えてもいない方法で私を助けた。

上を見た瞬間、
後輩の側でザイルを握っているもう1つの手が見えた。

はっきり言って、
緊迫した状況だったので幻覚かもしれない。

そして、火事場の馬鹿力を後輩が発揮したのかもしれない。

でも、
俺がナイフを取り出そうとした瞬間に押さえた手の感触は、
紛れも無く先輩だったと、
10数年経った今でも信じている。


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