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知り合いの話。
近場の山をハイキング中、
デジカメで写真を撮りまくったという。
奇妙なことに、
何もないのにスマイルフォーカスが反応する場所が幾つもあった。
試しに何枚か撮ってみたが、
何もおかしい物は写っていない。
後で整理することにして、
そのままハイキングを続けた。
家に帰ってから確認したところ、
先に確認した際は何も写っていなかった画像に、
おかしなモノが写り込んでいた。
藪の中に、人の顔が幾つも浮かび上がっている。
こちらを興味深そうに見つめながら。
あることに気が付き、
慌ててその手の画像を全部消去したそうだ。
「写ってた顔な、
どれも鼻が異常に長かったんだよ」
信心深い彼は、
畏れた様子でそんなことを言っていた。
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