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俺の田舎では、
30日に餅つきをする。
ついた餅の一部は各人が丸めて、
敷地の一角にある祠に供える。
敷地の外に面している、
石造りの小さな奴ね。
31日~元旦にかけて、
俺の田舎では賽の神が歳神を案内して村々を巡る、
と言われている。
山神と田の神も一緒に巡るらしい。
三箇日すぎると、
祠に供えた餅は消えている。
神様が持って行くんだ。
大病を患っている人、
大病を患う人の餅は残していくといわれている。
実際のところは、
獣が持っていくんだろうけどね。
追記
俺の田舎の田の神は、
山と里に祠を持っている。
秋~春は、
山の神の近くの祠に住んでる。
田植えの前に、
祭りをやって迎えに行く。
春~秋の間、
里に来た田の神は賽の神の近くの祠に住む。
秋に豊作の祭りをやった後に、
田の神を山の神の元にお送りする。
田の神は半年毎に山と里を行ったりきたりするんだけど、
その間空いた祠は山の神と賽の神がそれぞれ守っている。
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