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私がまだ中学生だった頃出来事です。
夏休みも後1週間程となった8月の終わり。
ろくに宿題も終わっていないにも関わらず、
友人2人と近所の市営プールに遊びに行くことになった。
30度を超す熱気と、
私の自宅正面の家でここ1週間程行われている駐車場工事の騒音とで、
とてもじゃないが家の中で友人を待っている事が出来ず、
1時間ほどゲーセンに行こうと表に出た。
すると、顔見知りとなっていた工事現場の男性が、
パワーショベルの操縦席から気さくに声をかけてきた。
「よう、ボウズ宿題は終わったのか?」
ここ最近の日課のような挨拶を交わし、
私はゲーセンに向かった。
1時間ほどゲーセンで過ごし、
昼飯を食べに自宅に戻ると、
約束していた友人2人が、
先ほど挨拶をした工事現場の男性に怒られていた。