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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】藩主と家臣

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高校3年の頃、古典担当でじいさんの先生がいた。

学校の授業なんかちゃんと聞かなかったし、古典も嫌いなんだが、
そのじいさん先生の授業だけはなぜかちゃんと聞いてた。

妙な親近感あり。

自分でも、なんかよくわからんけど話聞いてるな~俺、と不思議で。

成績はおぼつかないけど、ちゃんと聞かないといかんな、的な。 ある日、授業中に、じいさん先生が突然座って押し黙った。

う~ん、みたいな感じでうなってたらしく、それで女子が気づいて、

「○○先生、体調悪そうだよ!どうしよう」

って言い出してざわめいた。

俺、なんでかわからんけど、一番後ろの席から教卓に急いで行って、
じいさん先生をおんぶして、保健室まで連れて行った。

4階の教室から1階の保健室までの距離を、
具合悪い人間を背負うのはかなりつらかったはずなんだけど、
必死になってたのだけは覚えてる。

その後、すぐ救急車が来て事なきを得たので、
俺はちょっとしたヒーローになった。

結局、じいさん先生は心臓の調子が悪かったようで、しばらく休んだ。

後日、卒業前の最後の授業だけ出て来て、俺に

「こないだはありがとう、なんだか初めて会った気がしないね、君は」

と。

俺もなんかそんな気がしていたけど、たしかヘラヘラ笑ってたと思う。

話は少し逸れるけど。

俺の家は代々、とある藩主のNo1側近。

家臣を300年やっていた家系。

俺はそこの長男系譜の直系なので、世が世であれば側近をしていたらしい。

まあそんな昔の話は気にする事無く、生活していたわけだけど。
それで、後からわかった話なんだが。

そのじいさん先生は藩主の直系で、世が世であれば藩主だったと。

つうことは、世が世であれば、
俺はじいさん先生の世話をしているはずってことだ。


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