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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】アメリカに住んでた頃の話

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アメリカに住んでた頃の話。

よく映画で見るようなフツーの住宅街。

うちは玄関の前になんていうのかな、
こうベンチみたいなブランコがあったんだよ。

ちょっとしか揺れないやつ、
年寄りがマターリ子供が庭で遊ぶのを眺めるためのやつだよ。

夕方、友達ん家から帰ってくると、
子供がベンチで横になってる。

知らない子供。

オレも子供だったけど、
学校でも見たことのない
(つまりこの近所にはいない)子供だった。

金髪で青い目の普通の子。

でも顔色は悪かった。

人んちの玄関の前で横になってるなんてなんか変だったし、
顔色も悪かったから、

(もちろん英語で)
「そこでなにしてるの?」

って聞いたら、

「気分が良くないんだ」

悲しそうな声だった。

「病気なの?」

「わからない」

救急車呼ばなきゃ!
って玄関開けて、

「ママー!」

って叫んで、
母ちゃんがなんだなんだと焦って駆けてくる足音がして、
ふっとまたベンチのほうを見たら、もう誰もいなかった。

道路へ続くコンクリートを歩く音も、
芝生を踏む音も、
ベンチが揺れる音もなかった。

ベンチもまったく揺れてなかった。

ベンチに触れてみた。

子供心に、
体温が残ってるはずだと思った。

それらしいぬくもりは感じられなかった。

母ちゃんが来て

「どうしたの?」

って聞かれたけど、

「なんでもない」

って言っておいた。

日本に帰る前に一度だけまたこの子見た。

同じように友達の家から帰った夕方、
またベンチに寝てた。

遠くから金色に輝く髪の毛が確認できた。

2回目はやばっと思って、
一度友達の家に戻ろうと家に背を向けて…

なにを思ったか好奇心で振り返ったら、
誰もいなかった。


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