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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】空き家

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まだ私が高校生だったころ、
町に不思議な家があったの。

見た目は普通の家なんだけど、
その家に引っ越してくる人たちは、
どの人もすぐに出ていてしまっていて、
6カ月以上続けて住んだ人はいなかったようだった。

ある晩、暇だった私は、
友人とその家を探検しに出かけた。

その時は誰も住んでいなかったし、
まあいいかなと思って。

友人が犬ドアから家の中に入って、
鍵を開けてくれた。

私たちは家の中を見て回ったあとに、
台所の床に腰を下ろして

「なかなか素敵な台所だね」

なんておしゃべりしていたとき、
突然、友人が叫び声をあげたの。

「なに?」

と思った瞬間、
私の目の前は真っ暗になって、
なにかベトベトした冷たいものに
全身をスッポリと包まれたのが分かった。

何も見えない中、
友人があらん限りの力で
私をどこかへ引っ張って行っていることだけが感じられた。

その後、徐々に視界が戻ってきて、
暖かさを感じ始めたときには、
自分がその家から脱出して、
外にいることが分かったの。

まだ12月だったけれど、
あの家の中よりも、
外の方がずっと暖かく感じられた。

友人にあの瞬間、
何が起こったのか聞いてみたら

女の子のような形をした真っ黒い影が、
私の上にかぶさったのが見えたことを教えてくれた。

あんなに暗くて、
冷たい感触を感じたことは後にも先にもない。


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