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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】曾祖母と市松さん

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飛行機使わないと会いにいけない曾祖母(白寿)に会ってきた。

何となく話の流れで

「最近市松さんを集めているんだ~」

とカミングアウトした所、
話してくれた。

曾祖母は裕福な家の末娘だったが、
年頃になった頃から家は傾いて行き…やがて夜逃げ&離散。

曾祖母は遠くに嫁いでいた姉の所に、
身ひとつ+かわいがっていた市松人形1体で転がり込んだ。

姉はそこそこ裕福な商家に嫁いでいたので、
曾祖母は店を手伝ったりしながら暮らし、
10年ほど後、遅めの結婚をした。

明日は結婚式、という夜のこと。

就寝中、妙に喉が乾いた曾祖母が身を起こすと、
棚においていたはずの市松さんが枕元に。

しかも正座している。

ぼんやりと金色に光る市松さんは深々とお辞儀をすると、

「ご結婚おめでとうございます、
私が御守りできるのも本日まで。
いままで、私を妹のように大切にしてくださって
ありがとうございました」

それを見た曾祖母は涙が止まらなくなったのだけれど、
不思議とその涙は金色だったそうだ。

「翌朝目が覚めた時、
市松さんはちゃんと棚に座っていたから、
夢かもしれないけれど」

と曾祖母は言っていた。

当の市松さんは、
曾祖母の結婚から数年後の深夜、
新居近くで起きた火事に巻き込まれて消失。

曾祖母は生まれたばかりの息子(双子)を抱えていたので、
市松さんまで手がまわらなかったそうだ。

その時も、熟睡していた曾祖母を
誰かが揺り起こしてくれたので火事に気付いたとか。
(その時、曾祖父は仕事で家にいなかった)

なんだかその話を聞いて、
やっぱり人形には何かが宿るんだと思ったよ。

私までもらい泣きしてしまった…


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