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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】コピー誌

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恐いって言ったら申し訳ないのかもしれないけど…

以前、毎週のように
友達と2人で作ったというコピー誌を送ってくれてた読者さんがいた。

短編の鉛筆描きマンガと小説をそれぞれ書いて、
最後に書き手2人の手書きの対談がついてた。

送られてくるたび、
絵柄や構図、内容や設定、キャラの内面描写までうちの本に似てきてた。

複雑だったけどパクリやトレスって訳でもないし、
自意識過剰かもしれないと思い直して、
簡単にお礼を返した。

届いたコピー誌が20冊を越えたあたりで、
遊びにきてた友達にそれを見てもらった。

彼女もうちとの類似にすぐ気付いたけど、
同時に別のことも指摘された。

「これ全部1人で書いてると思う」

字の特徴が同じだという。

多少筆跡は変えてあるけど、
十中八九同じ人だって。

塾の先生やってるからか手書き文字を見慣れてて、
具体的にどこが同じかもしるしをつけて教えてくれた。

そう言われてよく読むと、
マンガと小説も内容が細かいところで入り交じってるし、
奥付も1人だけ。

1人で書いたと思って読むほうがすんなり読める。

また、対談やトークの内容からして、
この本じたいが売物というより
私1人にむけて書かれてるっぽいとも言われた。

こういう遊びが好きな人なんだろうと思いつつも、
半年近くの労力というか熱意を考えると、
嬉しさより怖さが先に立ち、
どうすればいいか分からなくなった。

そうこうしているうち、
最新号ではついに、
私の住んでいる街に遊びにきたレポートがついてた。

私は東京、相手は瀬戸内海沿岸…

このへんで仕事が忙しくなってきたこともあり、
思い切って年単位で同人を休むことにした。

連絡には手書きでなく
返信用に作った全員共通のペーパーで対応した。

他の手紙同様、
コピー誌はやがて滞りがちになり、
3ヶ月ほどで届かなくなった。

当時はたまたま移動したジャンルで大当たりして、
島中から壁ときどきシャッター脇まで一気に進み、
急に拡大しすぎたサークル規模に気持ちがついていかなくて、
他にもいろいろストレスがあったけど、
あのコピー誌についてはどうするのがベストだったのか、
今も悩み出すと憂鬱になる。

別ジャンルで同人は再開したけど、
郵便物がなんだか怖くて通販はやれない。

ちなみに相手は自分より年上で当時30近かった。


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