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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】沙流川の河原で野営

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北海道の沙流群に、
沙流川という清流が流れてんだけど、
何年か前、原チャリで旅行中に、
国道脇の沙流川の河原で野営したのね。

人里からはかなり離れていたんだけど、
お盆休みで休止中の工事現場の近くで、
カーブになった国道の橋が掛かっているところのすぐそばだった。

ガスコンロでご飯を炊いて、
夕食といっしょに少々の『日本盛』をたしなんで、
多少ほろ酔い加減ではあったものの、
そんなもの酒に酔った内に入るものではなかったと明言する。

暗くなってから、
懐中電灯で照らしながら文庫本を読んでいると、
どこかから聞こえてくる・・・子供の声が。

二人の幼い子供のはしゃぐ声が確かに聞こえてくる。

それはすぐに確信的な音量で聞こえるようになり、
その後、カチーン、カチーン・・・と、
ペグを打つ音も聞こえてきた。

私は

『家族でキャンプに出かけたんだけど、適当な場所が見つからずに、
ここに辿り着いたんだろう』

と勝手に推測し、
幸せそうな彼らの声を子守唄に、
眠りに落ちた。

翌朝かなり早く、4時頃の事、

すでに明るくて、
熱めに沸かしたリプトンティーをすすりながら、
昨晩の家族連れのキャンプを偵察に出かけた。

・・・しかし、無い。

テントどころか、車の轍も。

というよりも、
テントを張れるような河原すら無い。

音の聞こえていた方向には、
ユンボで掘られた深みがずっと続く人工の川が流れていた。

夜暗くなってからキャンプをはじめ、
明るくなる前に撤収する家族連れって・・・?

怖くなって、
早々に荷物をまとめてその場を離脱しようと走り出したら、
この話とは関係無いだろうけど、
林道をまたぐように横たわっていた3メートル以上の極太の黒い蛇!

確かな感触でひき逃げしました。

あんな大蛇が日本に・・・
それにも恐怖しました。

この家族連れの話には後日談があります・・・。

その後日談です。

3ヶ月ほどたって、
新しい仕事にも慣れてきた頃、
リアルで不思議な夢を見た。

私は誰かを助手席に乗せ山中の道を走っている。

林を抜けると、
カーブになった橋にさしかかった。

私は、そのカーブの始まりのガードレールが
激しく破損している事に気づいた。

そして、
そのカーブの出口付近に中年のおじさんが立って、
私を見ながら手で合図しているのを確認した。

車を停め、おじさんに

「どうかしたんですか」

と尋ねると、

「ちょっと事故をね・・・」

とのこと。

そして、橋の下に妻と二人の子供が助けを待っていると言った。

私がガードレールから下を覗くと、
確かに奥さんと二人の子供が上を見上げて救助を懇願していた。

私が

「人里に行って救急車を呼んで来ます」

と言って、
車に乗り込もうとしたその時、
おじさんは私を呼びとめた。

そしてこう言った。

「君と会うのは、これが初めてじゃないよね」

その瞬間、
私は沙流川の出来事を思い出し、
咄嗟におじさんの両肩を掴んで叫んだ。

「おじさん達!
もう死んでるんだよ!死んでるんだよー!」

って。

おじさんはニヤニヤしながら私から視線をそらしていた。

事実を信じたくなかったのかな・・・。

今でも時々思い出すなぁ。


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