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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】塾の生徒

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昔バイトで塾講師やってた時に聞いた話。

前提として、
そこそこ名の知れたチェーンの割と大きめの教室で起こった話。

8月末、夏期講習会のラストの方に、
生徒全員に主要5教科毎のアンケートをとっている。
(これが査定にも影響する)

まあそれなりの規模の塾で教材もしっかりしているから、
普通に授業やってりゃ概ね高評価がもらえる。

「学校より面白くて分かりやすい」

「冬季講習会も受けたい!」

みたいにね。

ところが稀にそうじゃない、
いわゆるマイナス評価を食らう講師がいる。

このマイナスが多いと特別ミーティング、
場合によってはペナルティの対象となることも。

ここから本題。

ある年の夏期講習において、
今まで見たこともないパターンのアンケートが回収された。

1クラス30人ぐらいいる中3の教室で、
生徒のほぼ全員が全教科プラス査定だったのに、
一人の生徒(田中(仮名)とする)だけ全教科マイナス査定をつけた。

「僕はきちんと宿題やって毎日出席してたのに、
授業中は一度も当てられなかった」

という理由で。

ちなみに記入後のアンケート回収、
集計は公平を期すため、
別のクラスの講師が担当するのが慣わし。

その数週間後、
9月初旬に月例ミーティングがあり、
改めてこのアンケートが議題に上がった。

「○○教室の3年△△クラスの田中君からこのようなアンケートがあった!
二度とこういうことがないように!」

とおえらいさんは激怒していた。

一方でそのクラスを受け持った講師5人は、

「田中ってだれだ?」

と誰一人として記憶にない。

9月の通常授業に通っている生徒何人かに聞いても
やはり同じ反応だった。

しかし、
夏期講習時の出席簿を見ると、
田中はほぼ無遅刻無欠席で通っていた。

田中の個人情報はデータベースに残っていたので、
電話で確認をとるも不通。

住所も記載があったが、
直接現地に確認に行った者はいない。
(googlemap等がなかった時代)

そうこうしている内に中3生は卒業。

塾は高校受験までが対象なので、
田中を含めた中3の個人情報は全て削除。

あれはいったい誰だったのだろうと
後に語り継がれるようになった。


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