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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】峠道

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友人の話。

真夜中にバイクで峠道を走っていたところ、
道に迷ってしまった。

避難所に一旦停車してから

「さぁどうしようか」

と悩んでいた。

すると、後ろから乗用車が一台登ってくる。

ハイビームだったので乗っている人はよく見えなかったが、
ナンバープレートからすると地元の人らしい。

どこか大きな道にでも出れば、
何とか自力で帰れるだろう。

これ幸いと、
バイクに飛び乗り後ろからついていくことにした。

追い付いてしばらく後をつけていたが、
突然乗用車は道を曲がると、
舗装もされていない細い山道に突っ込んでいく。

「裏道でもあるのかな」

などと考えながら、
ついて曲がってみたところ、
その道は十メートルも行かずに行き止まりとなっていた。

道の終わりから森になっていて、
どこにも抜ける先など無い。

乗用車は魔法にでも掛かったかのように、
綺麗さっぱり消え失せていた。

「その時になって、やっと気が付いたんだ。
あの車、全然エンジン音や走行音を立ててなかったって」

慌てて峠道に戻ると、
ガムシャラに走り出した。

とにかくそこから離れたかったのだという。

どこをどう走ったのかまったく憶えていないが、
何とか帰ってこられた。

「今思えば時期も悪かったよ。
あの日は御盆だったからなぁ。
あれ以来、夜にそこの峠は走らなくなったよ」

そう言って彼は苦笑していた。


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