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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】カガシサマ

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友人の話。

彼の実家にある裏山の奥には、
神様が住んでいるのだそうだ。

その御名はカガシサマ。

平安時代の公家みたい衣服を着ているが、
首から上は赤楝蛇のそれなのだと。

御丁寧に烏帽子までつけて。

実家ではかなりの昔から目撃されていたらしい。

当初は物の怪扱いされていたそうだが、
いつの間にか神様みたいな扱いに変わり、
明治の頭には先祖の一人が小さな祠まで造ったのだという。

しかしこの御先祖様、
祀りはしたものの実際に何かを願うことはなかったらしい。

実家に伝わる話では、
祠に初めて願掛けした日の夜、
カガシ様が夢枕に立ったそうで。

「おお、早速聞き入れていただけましたか」

そう喜ぶ御先祖に向かい、
カガシ様は短い文句を口にして消えた。

「小面倒くさいことをわざわざここまで言いに来るな」

――と、ただそれだけ。

このため、
カガシ様に何かを願うことはしなくなったのだとか。

ただそれでも御先祖様は、
祠の手入れを欠かさなかったと聞く。

今の代も、簡単ではあるが
祠の世話をしているそうだ。


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