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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】提灯

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お盆にまつわる話を一つ書いておきます。

高知県に、大豊町と言う
急峻な山ばかりの町があります。

その中でも、
豊永と言う駅から徳島へ抜ける道に沿いに、
N峰と言う小さな集落があります。

ここの友人に聞いたのですが、
この集落の風習として、
お盆の時にお墓に行く道の沿いに、
いくつかの提灯を灯すようです。

迎え火や提灯を持って
お墓にご先祖様を迎えに行くのと同じですね。

私の友人は、
お盆の時に久々に実家に帰っていました。
(この家に泊まったこともあります)

標高の高い山里なので涼しいはずなのですが、
妙に蒸し暑い夜だったので、縁側に出て、
提灯(電球)に明かりが灯り、
少し離れた漆黒の山肌に明かりが列の様に並んでいるのを、
ぼんやりと眺めていたそうです。

すると、提灯が揺れていることに気が付きました。

「あー風が出てきたんだな」
位に思っていたのですが、
なぜか違和感があったそうです。

よく目を凝らしてみると、
確かに揺れているのですが風は吹いていません。

「あれ、おかしいな?」

と思ったそうです。

じっと見ていると、
もっとおかしなことに気が付きました。

提灯は1本づつ立てているのではなく、
一つの電線にライン状にぶら下がっているのです。

風が吹けば、
ゆっくりと全体的に同じ方向へ揺れるのはずなのですが、

この時だけは、
提灯がバラバラの方向に揺れています。

違和感があったのもこのせいだったので、
誰かが悪戯してるのかもしれないと思い、
確認に行こうとして、懐中電灯を持ち、
家を出て夜道を提灯の方向に歩き始めました。

夜道を100mほど歩くと提灯が見えてきました。

やはり、まだ揺れています。

少し怖かったようですが、
友人は霊や妖怪は信じない人間なので、
ゆっくりと近づいていきました。

あと少しで提灯の明かりで
周囲が確認できる距離まで近づいた瞬間、
全部の提灯が大きく揺れて、
その後、全部の提灯の動きが一瞬で止まったそうです。

さすがに気持ち悪くなり、
家へ跳ぶ様に走って帰ったそうです。

父親にこの事を話すと、

「ご先祖様が、
迎えに来いと急かしてたのかも知れないな~」

と言われたそうです。

まあ不思議な事もあるんだと、
私も納得しながら聞いてました。

お盆はご先祖様が帰ってきますので、
お墓に行かなくても、お仏壇が無くても、
心の中で手を合わせるだけでも先祖のご供養になりますから、
是非とも拝んであげてください。

お盆に纏わる、山の不思議な話でした。


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