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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】中学生グループを登山に連れて行った

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山仲間の話。

引率で、中学生グループを登山に連れて行った時のことだ。

難所もなく登りやすい山だったので、
特に問題もなく頂上まで辿り着いた。

昼食を食べてから、
記念写真を撮ろうと皆を並ばせてポーズを取らせる。

二枚ほど撮影した直後、
いきなり一人の女子が

「痛いっ!」

と叫び始めた。

慌てて駆け寄ったが、
ただ頭を抱えて

「痛い痛い」

と喚くばかり。

救急を呼ぼうか悩んでいると、
始まった時と同様、
唐突に泣き声が止んだ。

泣いていた女子はキョトンとした顔で、

「アレ?治った……」

と呟いている。

落ち着かせて事情を聞いたところ、
突然頭が誰かに引っ張られたのだという。

それも髪の毛でなく、
頭の皮を直接ガシッと掴まれ、
真上に引き上げられたのだと。

頭皮を確認してみたが痣などもなく、
別に問題はないだろうということになった。

その後は何のトラブルも起こらずに下山できたという。

それきり忘れていたのだが、
写真の現像が上がってきて絶句した。

一枚目はごく普通の集合写真だったが、
二枚目に不気味なモノが写り込んでいる。

空から下りてきた長い一本の黒い腕が、
件の女子の頭を鷲掴みにしていた。

生徒達には一枚目の写真のみを配り、
二枚目はネガごと破棄したのだという。

気になって色々と調べてみたところ、
昔そこは神隠しの山として有名だったらしい。

地元の歴史家によれば、つい最近まで、

「曇天の日には、
子供だけであそこに登ってはいけない。
その内の一人は下りてこられないから」

という内容の言い伝えがあったという。

その山は「サラエ」や「コサラエ」と地元で呼ばれているそうだが、
それも元々は「子攫い」という語が由来なのだそうだ。

「どんな理由であれ、
子供には引率が必要だなと実感したよ」

真顔で彼はそう言っていた。


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