FC2ブログ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

ホーム > じわじわ来る怖い話 > 【じわ怖】注連縄が張られた洞穴

【じわ怖】注連縄が張られた洞穴

スポンサーリンク



怖いと言うか不思議な体験談。

地元に岩肌剥き出しの山があって、
その山の中には注連縄が張られた洞穴がある。

村祭りに使用した道具類(榊の枝や藁細工等)は、
この洞穴に捨てる習わしとなっている。

昔から、洞穴には山の神とその子供が住んでいると言われ、
捨てられた祭り道具を山の神が子供に与えては、
遊ばせていると言う。

だから祭り道具(特に藁細工)は、
子供が喜びそうな物に仕上げなければならない。

小六の時、
洞穴付近で不思議な子供を見た。

お婆ちゃんと一緒に山菜取りをしていると、
子供の笑い声が聞こえた。

笑い声のする方へ行ってみると、
洞穴の入口前の広場で
二人の子供が楽しそうに遊んでいた。

一人は榊の枝を振り回し、
もう一人は藁細工を持って、
木から木へと、山の岩肌から岩肌へと、
ピョンピョン跳び回っていた。

それは人間の子供にはとても真似出来ない動きで、
その華麗な動きに思わず魅とれてしまった。

「お~い、○○(俺の名前)」

と、後ろからお婆ちゃんの呼ぶ声がする。

その声に驚いたのか、
二人の子供は気付いた時にはもう姿を消していた。

合流したお婆ちゃんにこの事を話すと、
そんな子供の声なんて聞こえなかったと驚いていた。

その後、
良い物を見たねえ~と頭を撫でてくれた。

それ以来、
ちょくちょく洞穴まで行ってみるも、
子供達には二度と会える事はなかった。

ちなみに、
洞穴の奥には山の神を祭る石の祠があり、
祠の中には山の神の姿を彫った石碑が納められている。

その姿は中央に女性が、
左右には子供達が一人ずつ居て、
女性にしがみつく様に彫られていると言う。


関連記事

スポンサーリンク

コメントの投稿





この記事のトラックバックURL
http://jiwakowa.biz/tb.php/3518-d781cabf