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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】見えない何か

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友人の話。

山中の獣道を一人辿っていると、
見えない何かに顔をぶつけ、
転けてしまった。

幸いにも硬い物ではなかったようで、
怪我は負っていない。

身を起こして確認してみたが、
目の前の空間にはやはり何も認められなかった。

「一体何にぶつかったんだ?」

と不審に思いながら、
手を前方に伸ばしてみた。

すると、
そこには何もない筈なのに、
暖かくて柔らかい感触が返ってきた。

驚きながら撫で回したところ、
目には見えないが、
透明な人型の何かがそこにある。

背丈は彼と同じくらい。

まるで空気が人の形に固まっているみたいで、
何も動かず、何の反応も示さない。

尚もそれを触っていると、
いきなり背後から何かが
「ドンッ」とぶつかってきた。

思わずよろめいて前方に踏み出すと、
すっぽりと件の人型空間に嵌まり込んでしまう。

その途端、全身が硬直した。

金縛りに遭ったかのように、
身動ぎ一つ出来なくなる。

悲鳴を上げることも叶わずに突っ立っていると、
後ろから何かが触れてきた。
何者かが彼の身体を、恐る恐る撫で回していた。

やがて金縛りは解け、
身体が自由に動かせるようになった。

慌てて背後に目をやったが、
やはり誰の姿も見えない。

足早にそこから逃げだし、
麓に着くまで足を休めなかったという。


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