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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】風呂釜

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知り合いの話。

彼の家は、
山の中腹にある農家なのだが、
過去に奇妙な事が起こっていたという。

一日の作業を終えて帰ってくると、
その日家には誰も居なかった筈なのに、
風呂釜に熱い湯が張られているということが、
何度となくあったのだ。

「浮浪者でも入り込んだか」

とも疑ったが、
風呂の中は別に汚れてはいない。

調べてみたところ、
家に置いてあった薪の数も
一本たりとも減ってはいなかった。

まだ便利な給湯器などが無かった時代で、
一体誰がどうやって湯を沸かしたのか、
それがまったくわからない。

初めの頃は気味が悪くて湯を入れ替えていたが、
段々と勿体なく思うようになり、
終には湯が張ってあると、
ありがたくそれに浸かるようになったという。

家をリフォームした際に
給湯器を新しく設置したのだが、
残念ながらそれ以降、
湯が独りでに沸くことはなくなったのだそうだ。

「灯油給湯器とはいえ、
薪も使えるタイプなんだけどな。
湯張りをしていた誰かさんは、
機械の類いはお気に召さなかったらしいよ」

苦笑しながら、彼はこの話をしてくれた。


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