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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】樹木

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アメリカで聞いた話。

木立の中で一服しようと、
手近な幹に背を持たせ掛けた。

すると幹が身動ぎし、
よろけて地面に腰を着いてしまう。

吃驚して見上げたところ、
先程までの樹木が、
一人の男性にその姿を変えていた。

背丈が二メートル以上はある大男だった。

体臭なのか、
きつい匂いが鼻をつく。

驚いたことにその大男は、
頭からバッファローの毛皮を被っていた。

不思議なことに、
顔に当たるところが闇を流したかのように真っ暗で、
表情を窺うことは出来なかった。

大男はもう一度大きく身動ぎすると、
森の奥へ姿を消したという。

後日、インディアンの血を引く知り合いに聞いた話では、
それは恐らく昔から『樹木の人』と呼ばれている精霊だろうということだった。

人間に出会すと、
様々な樹木に化けて身を隠し、
場を遣り過ごすのだという。

なぜか、
決まっていつも野牛の毛皮を身に付けており、
その顔や肌を人には見せない。

白人の入植者達からは、

『バッファローマン(野牛男)』

と呼ばれていたそうだ。

あちらからは人間に絡んでこないから、
特に危険な存在ではない。

そうも言われたが、
森の中で毛皮を被った大男と対面するというのは、
それだけでもかなり恐ろしい経験だったそうだ。


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