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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】笑顔のオッチャン

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子供の頃、
家族と山にハイキングに出掛けた。

で、張り切って先に先にと行ってるうち
はぐれてしまった。

誰も居なくて泣きながら歩いていたら、
畑仕事みたいな格好をしたオッチャンが笑顔で歩いてきた。

「迷ったんか、
ここはちょっとぐねってるもんなあ」

って言葉だけはっきり覚えてる。

俺はその瞬間からそのオッチャンが怖くて怖くて、
心臓がバクバクしていた事しか記憶にない。

オッチャンの顔からは
ミミズのような触手が何本も生えていて、
ウニョウニョと蠢いていたんだ。

オッチャンは笑顔のまま、
俺の横にしゃがんで前の小道を指差し、
ほら、あそこの道を行ったら出られるぞ、
というような感じの事を言った。

俺は今すぐ走り出したい気持ちを抑えて、
親切にしてくれたオッチャンにペコリとお辞儀した。

頭を上げたら、
オッチャンはやっぱり笑顔のまま、
うんうん、という感じで頷いていた。

オッチャンの目からは
触手が何本も突き出していた。

あとはもう、
教えて貰った道を振り向かずにひたすら走った。

父を見つけた時の安堵感は忘れられない。

その後、
あのオッチャンの事は家族には話さず、
俺はただずっと父と母に謝っていた。

オッチャンがとても親切だった分、
あの顔から出ていた触手が余計に印象に残ってしまって、
未だにたまに夢に出て来る。

その夢の中でのオッチャンは、
笑っていないんだ・・・。


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