FC2ブログ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

ホーム > じわじわ来る怖い話 > 【じわ怖】ゴンボスジ

【じわ怖】ゴンボスジ

スポンサーリンク



知り合いの話。

彼女の田舎の山村には、
ゴンボスジと呼ばれる家があったのだという。

その家系は呪詛をよくしていたと言われ、
恐れられていた。

ゴンボスジは畑に呪いを掛ける。

呪われた畑の根菜類を引き抜くと、
藪睨みの目玉が幾つか付いていて、
抜いた者を睨み付けてから消える。

睨まれた者は、
程なくして死んでしまうのだそうだ。

ゴンボ(牛蒡)がよく呪われたそうで、
故にゴンボスジ(牛蒡筋)と呼ばれるようになった、
そう伝えられている。

大層恐れられたが、
何故か避けられてはいなかったようで、
村はよくゴンボスジの娘を嫁に迎え入れていたと聞く。

そしていつの間にか村の中に溶け込んでしまい、
ゴンボスジは途絶えたという。

今でも村では

「嫁を取ったら、
絶対怒らせるな」

と伝えられているそうだ。

嫁がゴンボスジの血を引いていれば、
相手にその意志が無くとも呪われるからだと。

ゴンボスジというのは女系の家で、
まず女しか産まれなかったとも伝わる。

「・・・という、
まぁ言い伝えレベルの話だけどねー」

そう言って彼女はカラカラと笑った。

相槌を打ちながら

「この人は怒らせないようにしよう」

と思う私だった。


関連記事

スポンサーリンク

コメントの投稿





この記事のトラックバックURL
http://jiwakowa.biz/tb.php/3399-f54b2ea7