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【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】石灯籠

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友人の話。

彼は神社の氏子になっており、
毎年年の瀬から新年に掛けて、
社の世話をしている。

数年前、
風が強くて石灯籠に火が点せない時があったのだという。

仕方ないやと諦めて、
参拝の客を迎える準備に向かう。

年も明けた数時間後、
参拝の人並みも一段落し、
片付けに入った。

熾火に水を掛けて消し、
社の外に出しに行った帰り道。

おや?

暗かった灯籠に、
ちゃんと明りが点っている。

二つある内の片方にだけだったけど。

「あぁ、誰かが点け直してくれたんだな」

そう考え、
少々バツが悪い思いをしていると。

いきなり、
明かりがフッと宙に浮かんで、
フラフラと踊り始めた。

少しの間漂ってから、
もう一つの暗い灯籠の方へ舞い降りる。

「・・・あれは普通の火じゃないな」

取りあえず手を合わせてから、
仕事に戻ったという。

次の年からは、
灯籠の穴を改良し、
風が強くても火が消えないようにしたそうだ。

「思うんだけどね。
あそこの社で見られる火の内幾つかは、
普通の火じゃないかもしれん。
まぁ御社に出る類のモノだから、
悪いモノじゃないと信じてるけど」


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