【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】御神酒

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友人の話。

彼は神社の氏子になっており、
毎年年の瀬から新年に掛けて、
社の世話をしている。

新年の儀を終えてからは、
参拝客に御神酒を振る舞うという。

「山中の小さな神社なんだけどね。
意外に参拝する人が多いんだ」

のだそうだ。

参拝客の中には飲めない人も居るが、
そういう人には

「縁起物だから」

と一口だけ付けて貰ってから、
猪口を返して頂くようにしている。

残った御神酒を足元のバケツに掃かして、
洗いの担当に回すのが彼の受け持ちだ。

「それがね、時々おかしいんだ」

と彼は言う。

「バケツの中身が明らかに減っているんだ。
もうパッと見でわかるほどに。
飲み残しなんて誰も手を付ける訳ないし。
大体、バケツに触る者がいれば
俺の目に留まらない訳ないし。
山の神様が飲んでらっしゃるのかなぁ?」

神様には、
別にちゃんとした御神酒を差し上げてる筈だろ。

「あぁそうだった。
確かに年が明けると同時に献上してたわ。
じゃぁ、何が残り酒に手ェ付けてるのかなぁ?」

ふむぅと悩ましい顔をした。

しかし別に害があるものでもないので、
見て見ぬ振りを続けているのだという。


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