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霊感少女で有名だった大学の先輩にまつわる話。
ただ、私は全く面識がなく、
研究室で語り継がれてる伝説の先輩ってくらいしかしりません。
うちの民俗学研究室では毎夏休み、
フィールドワークを行います。
で、先輩たちも夏にとある地域に出向いて
民俗学の研究をしていたそうです。
そこで、先輩達数名も
フィールドワークをしていたわけです。
したらば、まぁ、民俗学といえば
狐狸妖怪の類から幽霊までもが範疇に入るわけですから、
物好きな方も多く、
皆で心霊スポットにいこうか、となったわけです。
場所はトサツ場。
(携帯変換で出ませんでしたorz)
先輩たちがそこに一歩踏み入れた瞬間、
沸き上がる不快感。
これはやばいと逃げ帰ったそうですが、
そりゃもうわんさか憑いてくる。
霊感先輩は見えるけれどお祓いなんかはできないらしく、
みんなで近場で一番有名な神社でお祓いしてから帰ることに。
それで先輩たちが神社に向かって移動していると、
一人だけケロッとしている先輩A。
他の先輩たちは肩やら空気やらガンガン重くて、
体を引きずるように歩いているのに、
その先輩だけは(・×・)な感じ。
と、突然笑い出した霊感先輩。
先輩B「なに?どした」
霊感先輩「いやさ、Aくんの周り、霊が避けてるw」
先輩C「まじで?」
霊感先輩「うん、Aくんだけスルーされて逆避雷針みたいになってる」
他の人の周りにはガンガン憑いて来たのに、
一緒にいるA先輩だけはスルーというのに一同爆笑。
最後に迎えに来てくれた先生に
「なんで××神宮にいるの?」
と聞かれ、
「いや実は…」
と話しながら
「でもAくんだけは霊からスルーされてました」
で笑い話になったそうです。
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