【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】ヤンキー先輩

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先輩と霊の話。

ちょうど2年前の今頃、
地元に帰ったとき久しぶりに先輩に会った。

先輩は地元でちょっと有名なくらいのヤンキーだった。

よく考えたら、
ヤンキーらしいことは何もしてないんだけど、
頭の悪さがヤンキーだったから、
みんな先輩のことをヤンキーだと思ってた。

久しぶりに会った先輩は相変わらず頭が悪くて、

「よう!久しぶり!きもだめし行かね?」

って、脈絡の無い提案をしてきた。

俺が

「他に誰が行くんですか?」

って聞いたら、

「二人っしょ俺と」

って言うから

「えー」

って言ったら、
先輩は

「いやマジお勧め後悔させないってかハズレ無し」

と、何が当たりなんだかわからないことを言う。

「まじすか?」

と聞くと、先輩は

「マジマジ俺もう10回見たウヘヘ」

と言う。

ちょっと気になって待ち合わせの時間に先輩の家に行くと、
先輩は既に家の前でスタンバってレーザーポインターで遊んでた。

先輩の車で「出る」という湖に行くと、
確かに雰囲気がある。

いきなり先輩が後ろで「霊!」と言ったので
俺がびっくりして振り向くと、

先輩は湖に向かって

「霊!おい!霊!」

って霊に呼びかけている。

ダメだこの人w

だけど先輩が

「見ろあれ見ろ」

って言いながらレーザーポインタで湖を照らすと、
確かにその辺に白い人が歩いてる影が見える。

湖の上なのに。

先輩は満足そうに

「なっなっ?」

と俺にドヤ顔をしながらタバコをふかし始めた。

レーザーポインタでひとしきり霊と遊んだ先輩は、

「腹減ったし行くか」

と霊を放置しながら歩き出した。

俺は

『ああ、この人にとっては霊も蛍も区別が無いんだ』

と思った。


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