【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】無灯火の自転車

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お彼岸の終わりの日に、
友達と真夜中に歩いてコンビニに買い出しに行ったところ、
無灯火の自転車に轢かれそうになった。

友人が襟首を引っ張ってくれたから轢かれないで済んだんだが、
相手も驚いてよろけてる。
(俺、黒の上下だったから、相手も気付かなかったんだろうね)

良く見ると、
高校生位の人のよさそうな男の子。

でもさすがに無灯火走行は危ないので注意しようとしたところ、
友人が俺を制しながら相手に話掛けた。

友人「無灯火は道路交通法で、5万以下の罰金刑だぞ」

相手「え!?」

友人「ただの無灯火なら注意で済むが…
歩行者を轢いて怪我させたら、
自動車と違って保険がおりないからな。
自分を守る為にも、気を付けた方がいい」

相手「あ、はい。すいませんでした」

俺「いいよ、ぶつかった訳じゃないし…
でも今度からは気を付けてね~」

友人「道に迷わず、気を付けて逝けよ」

相手「…はい、気をつけます~。
ホントにすいませんでした~」

友人の言葉に
相手の男の子は一瞬面食らった顔をしたものの、
すぐに笑顔で答えると、
お互い手を振りながらほのぼのと別れた。

別れた後、

「素直な子だったね~」

とのん気に友人に話掛けると、
友人は5秒ほど考えた後に、

「…あぁ…お前、区別が付かないんだっけな。
アレ、死んでる子供だぞ?」

とのたまった。

友人は

「お彼岸だったから、家族の元に還って来てたのかもな」

と珍しく笑っていたけれど、
俺は1人でパニック。

…そういえば、
自転車の音全然聞えなかった…
ブレーキ音も点灯の時の音も。

そう、俺はリアルに見えすぎて、
死者と生きてる人間の区別がつきません。

さすがに足だけとかパーツの人(?)なら分かりますが、
脱衣所のお婆ちゃんのように全身見えると判別出来ん。
(脱衣所のお婆ちゃんには、後日冷たい麦茶入れておきました。
飲んでくれたかな~?)

お蔭で幽霊さんにナチュラルに挨拶して、
周囲の人の視線が痛い時も…

ここの皆さんはどう見えてるんだろう?

しかし、幽霊と分かっていながら
道路交通法を持ち出す友人も友人だが、
自転車であの世って逝けるのかぁ…

とりあえず、あの子が迷わずに愛車で戻れてたらいいな。


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