【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】漆喰の壁

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小学生の頃の話。

祖父母の家は田舎のそこそこでかいお屋敷で、
家の周りをぐるっと漆喰の壁で囲まれてたんだ。

道路からは田んぼの畦道を通って
裏口から入るのが最短ルートなんだけど、
裏口の門の近くの漆喰に、
右半身がめりこんだ状態の女性が昼夜問わずにいたんだ。

黒髪で、
白っぽい長袖ワンピースみたいな格好で、
全体的に薄い。

昼間は我慢できるんだけど、
夜はまじで無理!って感じだった。

でもある日、
じいさんがグズる俺にキレて、
漆喰の壁をバンバン叩きながら

「どこにそんなんがおるんじゃ!
わしにゃ何も見えんぞ!」

とか言われた。

その叩いてるとこが
まさにめり込み女がいる場所だったんだけど、
じいさんが叩く度に壁にめり込んでいって、
最終的にいなくなった。

薄いから表情は読めなかったけど、
叩かれるとビクッとなりながら
めり込む様が面白くて笑った。

じいさんも笑ってた。

高校生になって、
なんとなくあの日なんでキレたのか聞いてみた。

じいさん曰く

「おまえの母さんも、
子供の頃におんなじ事いっとったんじゃ」

とのこと。

母さんの時はいろんなとこ叩いたらしい。

俺の前で叩いた場所が母さんが泣き止んだ場所だったから、
覚えてたんだってさ。

そんな無茶をするじいさんですが、
今も庭いじりやらギャンブルやらやって元気にやってます。


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