【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】押し入れのお化け

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私がまだ保育園に通っていた頃、
隣の老夫婦の家に遊びに行くのが日課だった。

老夫婦はお子さんがいなかったこともあってか、
それはそれは良く可愛がってくれた。

しかし、遊びに行く度に

「押し入れにはお化けが住んでいるんだよ~」

と脅かされており、
幼かった私は素直に老夫婦の言葉を信じ込んで、
極力押し入れには近づかないようにしていた。

そんなある日、
いつも通り老夫婦の家に遊びに行くと、
珍しいことに2人は家を留守にしており、
しぶしぶながらも私は家を後にすることにした。

帰り際、
玄関横に繋がれた老夫婦に飼われている犬が
あまりにもけたたましく吠えるので、
どうしたのかと玄関口を振り替えると、
玄関がガチャリと勝手に開いた。

私は突然の事態に( ゚д゚)ポカーン状態。

するとややあって、薄暗い家の中から、
ポロシャツにチノパン姿の普通のおっさん
(半透明ながらに髪の毛が少ないのが分かる)が現れ、
丁寧に玄関の戸を閉めなおして、私の方を振り替えり、
眼鏡越しにニコッと笑いながら手を振ってきた。

と同時に、
おっさんはスーッと空へと吸い込まれるように消えて行った。

ここまできてようやく事態の異様さに気付き、
私は手にしていたアイスでべちゃべちゃになりながら
全力でその場から逃げた。

当時私は、
押し入れのお化け=おばQみたいなのを想像していたので、
怖いのと同時に、
おっさんの幽霊は幼い私には現実味を帯び過ぎていて
しっくりとこなかったなぁ。

でも、見た目は汚くても、
おっさん幽霊の紳士的な態度はとても素敵だったと思う。


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