【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

ホーム > じわじわ来る怖い話 > 【じわ怖】お手伝いさん

【じわ怖】お手伝いさん

スポンサーリンク



オレって出張マッサージを生業にしているのだけど、
10何年か前、名前を言えば誰でも知ってる会社の会長さんのお宅に、
仕事でお伺いした時の事。

いつもの様に呼び鈴を押して返事を待っていた所、
絣?の着物を着たお手伝いさんが門から出て来て、
手招きをして

「こちらの居間へどうぞ」

と居間に通され、
ソファに腰掛けていた。

するとそこの奥様が来て、
ビックリした様子で

「どうやって家に入ったの?」

と聞いてきたので、

「お手伝いさんに案内されましたが」

と言ったら、

「家にはお手伝いは居ない」

ときた。

こういう感じの人でしたよと説明した後、
奥様がいきなり

「ああ・・・また出たのね~」。

死んでも尽くしているお手伝いさんに感動してしまった。

お手伝いさんの幽霊の後日談です。

あの後で、
そのお宅の旦那さんが奥様からお手伝いさんの話を聞いて、

「まだ逝ってないのか、解った」

となり、
お手伝いさんが眠る墓地に赴いて、
墓前に線香と花を添えてから、

「もう向うに逝きなさい。
お前は充分に働いてくれたじゃないか」

との言葉をかけて、
墓地を後にしたのでした。

次の日の夜中、
旦那さんの枕元にお手伝いさんが正座して、

「お坊ちゃま、お世話になりました。
これからアチラに参ります」

と頭を下げて消えたそうです。

その話を後で奥様から伺い、

「もう出ませよ」

と言われたときは、
一抹の寂しさを感じてしまいました。

死後の世界があるのかどうだか判らないけど、
人の思いはこの世に残るものですね。


関連記事

スポンサーリンク

コメントの投稿





この記事のトラックバックURL
http://jiwakowa.biz/tb.php/2708-325e115e