【じわ怖】じわじわ来る怖い話まとめ

【じわ怖】じわじわ来る怖い話をまとめました!サラッと読めるものの実際起こってしまいそう、後味が悪い、人間が怖い。ふとした瞬間に思い出してしまい、じわじわと来る感覚をお楽しみください。

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【じわ怖】かくれんぼ

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自分が3歳の時の事、
父方の祖母が亡くなった。

皆さんお察しの通り、
人に対しての死という現実の認識が出来ない子供のこと、
私はキャッキャッ親戚の連中とふざけ走り回り、
それこそ幼児版盆か正月かといった趣で、
次第の重大さなど知る由もなかった。

棺桶に打つ釘も、
訳のわからないまま石をガンガンやってた記憶がある。

幼児組はかくれんぼをやろうという事になり、
鬼でない私は三面鏡と大きなお茶の木箱の間に隠れた。

体が小さい私は結構奥の方まで進んでいった。

奥には亡くなった筈の祖母が、
体育座りの格好で

「よっちゃん、こっちこっち」

と手招きをして、
私を促してくれた。

私が

「おばあちゃんもかくれんぼしてるの?」

と問うと、
祖母は

「そうだよ。ここにいることは誰にも言っちゃだめだよ」

と答えた。

「じゃあ、別の場所に隠れる」

と言い、
私は結局押し入れの布団の間に隠れた。

当然、
そのまま隠れ続けていた祖母が
見つかることは最後までなかった…。

私も小学生になり、
林間学校の宿泊研修で怖い話をしようという事になり、
その時初めて祖母の隠れ場所を言ってしまった。

世も更けそれぞれみんなが眠りにつく頃、
私だけ寝袋の中で涙が止まらなかった。

ネタにした事、
おもしろおかしく語った事、
隠れ場所をばらしてしまった事。

純粋に正直になろうと思う時、
今でもあのかくれんぼの事を思い出します。


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